2008年09月16日

レインウェアのメンテナンス

ヨシ皮です。

先日の桧原湖では、大変な大雨が降りました。
おかげで自称「防水マニア」の私は、防水ウェアおよび防水グッズの数々を大変楽しくテストすることができました(笑)

しかし、トーナメント参加者の中には、高級レインウェアを着ているのになぜかズブ濡れになっている人がいました。これは明らかにメンテナンス不足によるものだと思われます。

そこで今回は、レインウェアのメンテナンス方法について簡単に書いてみたいと思います。(実は私、大昔に某メーカーのレインウェア作りにちょっとだけ携わっていたこともあるんですよ。)


まず「ゴアテックス」について。

マメに洗濯しましょう。
洗濯しないと、かえって機能が低下します。

洗濯のしかたは、説明書に従うのが一番ですが、簡単にいえば、アウトドアショップなどで市販されている撥水透湿系の洗剤を使って、お湯で洗うのが最も効果的です。脱水はしないこと。
洗濯を終えたら、低温アイロンか乾燥機をかけます。これによって、撥水性がグンと増します。透湿性もそのままです。夏場に豪雨が降っても快適に釣りできることうけあいです。(私は先日の雨の桧原湖でテント泊&釣りしましたが、メンテを怠らなかったため実に快適でした。)

逆に、冷水で普通洗剤で洗濯して、アイロンも乾燥機もかけないと、本来の機能が発揮できませんので注意して下さい。 特にアイロンor乾燥機は皆さんが思っている以上に重要です。本当に効果が違います。ちなみに私はコインランドリーの乾燥機を使っています。

ゴアテックスは内側のフィルム自体に防水性があるので半永久的に防水性が保たれますが、そうはいっても、レインウェアはウェーダーと違って生地が薄いので、手入れを怠って表面の撥水性が損なわれると雨水がジワッと染みてくるように感じます。薄いカッパであればあるほど、念入りに洗濯したほうがいいでしょう。

自分でやってもうまくいかない場合は、ドライクリーニング屋さんで撥水加工をしてもらうのがいいでしょう。

ゴアテックスだけでなく、似たような構造の素材(シンパテックスやブリーズドライテックなど)も同様の洗濯方法でOKです。

(参考資料: ジャパンゴアテックス社のお手入れのページ http://www.gore-tex.jp/support/care/sentaku.html は一読の価値あり。 あとは検索エンジンで「ゴアテックス 洗濯 回復」などのキーワードで検索してもいろいろ参考になる資料が出てきます。)

ジャパンゴアテックス社はなかなかすごい会社で、どんなに長年使い込んだウェアでも、防水性が損なわれたら、実費みたいな安い費用で修理してくれます。
この会社は生地の供給だけでなく、ウェアの開発時からうるさく口出しして、構造的にも防水性がちゃんとしていなければ認めないという徹底した会社なので、まあその分高いのですが、高いだけのことはアフターサービスでもしてくれます。長い目で見て、ゴア製品は買って損はないと思います。
破れたり穴が空いたりしたら、一度ジャパンゴアテックス社に電話で問い合わせてみましょう。
また、自分でどんなにメンテしても防水性が回復しない場合も修理依頼してみましょう。きっと良い対応をしてくれるはずです。
(なんかゴアテックスの宣伝みたいになってしまいましたね・・・)


次に、昔ながらの漁師さんが使っている「ゴム引き」のカッパですが、
これはあまり深く考える必要はありません。
防水性は洗濯してもしなくても変わりませんし、表面の撥水性もさほど重要ではありません。また透湿性も元からないので、もし洗うとしても、洗剤に気を遣う必要はありません。普通に洗濯して(洗い・すすぎ)、脱水せずに陰干しすればいいでしょう。
アイロンはかけないほうがいいでしょう。ゴム引きはゴアテックスよりも熱にやや弱いと言われていますので。乾燥機ぐらいなら良いかもしれませんが、どちらかというとかけないほうが良いような気がします。
薄手のゴム引きカッパの場合は、やはり生地表面の撥水性回復に気を遣ったほうがいいです。洗濯後、まめに撥水スプレーをしましょう。


余談ですが、透湿性にこだわらないのなら、防水性最強のレインウェアは、漁師さんが使っている厚手のゴム引きカッパです。(胸にイカリマークがついているアレ)
波しぶきがかかっても全然平気です。安いし。

私はバイクにも乗りますが、プロのバイク便ライダーが使っているレインウェアも、ゴアよりもゴム引きの厚手のほうが多いようです。防水性最強の最強は、もう絶版になってしまったようですが、風魔プラスワンのオフロードバイク用のワンピースのレインウェアでした。金額は6千円程度。重くて厚いけど、どこからどんな水がかかっても全然大丈夫でした。
そのかわり、死ぬほどムレます。


以上ご参考まで。

montbellrainwears



crazy_fbi at 01:14│Comments(3)TrackBack(0) Fishing Gear 

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この記事へのコメント

1. Posted by オダ   2008年09月16日 22:32
素晴しいレビューをありがとうございます。大変参考になりました。

安物のレインジャケットしか持っていないですが、いつか透湿レインジャケットを買ったときのために文書を保存しておきます。

まあ、私は雨が降ったらフローターでも傘ですが・・・。
2. Posted by フジイ   2008年09月17日 17:13
ワタシもゴアテックス愛用者です。今まで着た中でも、軽くて透湿性・防水性に優れていると感じてます。洗っても良い、むしろ洗うほうが良いというのはヘビーユーザーにとっては助かります。ワタシも購入するときにチャックや縫い目の処理は結構気にしますね。
3. Posted by ヨシ皮   2008年09月19日 13:10
>オダさん

個人的にはモンベルのゴアテックスのカッパを一押しします。比較的安い割には、素材も設計も縫製も大変良心的です。サイズも日本人体型にあわせてバリエーション豊富で、そのうえ上下バラで買えます。

>フジイさん

ワタシは若い頃、バイク便と新聞配達のバイトをよくやっていて、思えばその頃からカッパは必需品でした。安物買いの銭失いとはよく言ったもので、20代半ばまでは、安いカッパを何十着と買ってはダメにしました。
その点、いま使っているものはどれも5年10年使えて頼りになりますです。ハイ。


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