2009年11月17日
トーナメンターのタイプ分類(WBS松村寛さんより)
フジイです。
トーナメントに参加して他の人の釣りを見ていると本当に勉強になります。
釣りの正解は「魚を釣る」ことだけど、その考え方とプロセスは無限。
最近、そんなメールのヤリトリでつい熱くなってしまいました。
そのメールの相手とは、WBSの松村寛さん。
今年のWBS Super3Daysで見事に優勝を果たし、今月の月刊誌「Basser」でも巻頭を飾っている方。
今回のメールは自分だけで収めるのはもったいないと思ったので、その内容の一部だけ紹介させてもらいます。
【写真提供:WBS事務局】
〜W.B.S.(World Bass Society)〜
http://www.wbs1.jp/top.html
ちなみにその釣り談義の内容とは、トーナメンターはだいたい大きく3つのタイプに分類できて、年間チャンピオンになる人が持つ比率があるんじゃないかという内容。その3つのタイプとは・・・、
1、職人系 (リグ優先)
自分の得意な釣り方(リグありき)で釣れるエリアや場所を探していくタイプ
プラで見えている場合、本番でハズすことがないらしい。
2、情報系 (エリア優先)
とにかく情報を徹底的に集めてあらゆる可能性から最善を探すタイプ
場所へのこだわりや研究が熱心で、どんな人からでもアドバイスを聞く。
3、本質系 (タイミング優先)
天才、野生といわれるタイプで、直感や特に地合など、
理屈だけではない何かを持っている。魚に近い人種?
リグへのこだわりがなく、物事の本質を追う決めつけないタイプ。
ハズすことも多々ある。
で、松村さんは、、、
「これからのトーナメント人生を考えた時、自分やまわりの人がどのタイプなのかを知ると分析ができたり全体像が掴める気がしています。1〜3の全てをだれもが持っているとは思うけれど、中でもどれに近い傾向をもっているのかそういうこと知りたい。例えば、年間狙うなら1が60%、2と3で40%、みたいにね!」
で、私がどのタイプか問われ、アマノジャクな私は、
「4・同調系 (魚優先)
環境に自分を合わせていくタイプ。攻撃より受身?
情報分析をベースにしつつ、行動のきっかけは直感。
生き物全般大好き。好奇心があり色々な魚の生態を深く知りたい。
例)さかなくん」
と答えると、、、
これは、
「3つのタイプ分類に、【同調系or攻撃系】のSM理論がMIXされる(笑)」
ということになり、
「同調系であり、タイミングを重要視している。場所へのこだわりはあるが、リグは気分でなんでもやる。攻撃系であり、リグを厳選し、それに合わせた場所を探していく。タイミングは結果論だと割り切る。これらを総括すると、
【1、リグ優先=技、 2、場所優先=体 3、タイミング=心】
釣り人の心技体のバランスが状況に合ったときに光明が差すんじゃないか。」
と。
なるほど・・・。そして私、
「個人的な感覚で、春は技(リグ)、夏は体(場所)、秋は心(タイミング)のウェイトが少し高まる気がするし、同じ天然湖でも、スモールを狙うと「心→技→体」で、ラージを狙うと「体→技→心」と逆になる。
同じリザーバーでも本湖は「体→技→心」なのに、バックウオーターは「心→技→体」と逆になる気がしますね・・・。」
ともっともらしいことを言っているうちに話が難しくなり、、、
「心・技・体なのか?
体・技・心なのか?
wepon
body
soul
W.B.S.!!
water
bait
sun
W.B.S.!!」
・・・と松村さんが面白い方向に動き出したので、私が戻そうと、
「同時に、バス釣りは長所が裏目に出ることも多いですよね。
何でも器用にこなせる人は「器用貧乏」という面もあるし、
戦略に長けている人は「策士、策におぼれる」面も出るし、
物事を探求する研究家は「朱に交われば赤くなる」ことができず、
場所が変わると対応するまで時間が掛かる。」
と、もっとややこしくすると、
「季節やエリアや水域によって、優先具合が変わって来る場合が多々ある気がします。
魚の量、研究されている具合、季節による性質など・・・相反する事も見えてくると面白いテーマ。
こんな事を考えていると、全てのスポーツや生活に関わること全てまでが、一つのセオリーの上でなりたっているような気にもなります。まあ、じっくりゆっくり理解していこうと思います。」
と大人のご意見をいただき、
もしいつか、このセオリーが理解できるのならば、ぜひまた聞かせて欲しいと思いました。
で、さらに本題。
今年の活躍を聞いてみると、、、
「今年の私に関しては、3days6/26〜28は全般に見て、タイミング(リズム)が合っていた気がします。
ただ、タイミングに技がかみ合わないとダメな状況で、私のバックスライド(これが異常にハマっていた)か赤嶺さんのフィネス(微妙にサイト)orテキサスが上手い具合にかみ合ってどちらかにバイトがあった、一人では無理だった、そんな感じですね。
場所はまあ、どこでも釣れる(笑)どのチームも同じレベル、そんな感じだったかもしれませんね。
心→技→体ですかね?
2位になった試合は8/9でしたがまさに場所とタイミングありきで、10時ころ突然の超土砂降りが来ました。心→体→技のパターンで、多くの選手が、その前後のタイミングで魚が入ってきた・・・みたいな事を言っていました。この試合は狙って獲れない感じがあって、うまく行った人とそうでない人が本当に紙一重でした。」
と、これだけの結果を出しているのに、
「まったくまだまだわかってないというのが現状です。」と言っているのには驚きました。
この謙虚さ・・・、爪の垢をください。
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この記事へのコメント
また今度ゆっくりとね!
もし忘年会でもあったら声掛けてください!
自分がどのタイプなのか、優先しているのは何かなど、他のトーナメンターから見るとまた違って見えるのかも知れない。
こういうネタを一つの記事としてまとめられるのも、ある意味トーナメンターとしての才能かと思います。
あと上記以外にも,各トーナメント団体のポイント制度によってもかなり左右される部分ですよね.外すリスクを負ってでもお立ち台を狙いにいく方がいいのか,確実に上位に食い込む方がいいのか,などなど・・.
Fishing
Biggest
Inspiration
F.B.I.!!
コメントありがとうございました。トップカテゴリーのトーナメンターはシーズナルやシークレットポイントや技術は出来ていて当然で、その中で勝つにはそのほかの「何か」を数多く持ってないと難しいですよね。
どのスポーツも突き詰めていくと、理論と感覚、精神のバランスがその手の個性を決めていくので、今回の話は面白かったですよ。
これからの活躍も楽しみにしてますよ。また、今度ぜひ。
オダさん>
オダさんもかなり持論があるんじゃないですか?こんどそんな話もしてみたいですね。来年、トーナメント前夜にでも。。。
カワムラさん>
今年の圧倒的な強さの要因の一つとして、心技体のバランスとフィールドとのマッチが素晴らしかったと思う。ただそれ以上に状況把握のスピードと実践する意思はすごく勉強になりました。
オカザキさん>
最近の釣りを見ていると、オカザキさんのバランスに変化がある気がしてます。来年、さらに強くなる気が・・・。
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